「ハーブティーって、オシャレよね~♪」
そんな印象を持っている方も多いと思います。 素敵なひとときを提供してくれるハーブティーですが、実は日々の健康維持のためにも「使える」 事がたくさんあるのです。
例えばドイツでは、食後の胃の不快感を予防するために、食前にジャーマンカモミールのお茶を 飲んでおくという「ローリング療法」が、伝統的に行われてきたそう。
なぜ「ローリング」というか?
昔は食べたり飲んだりしたものは、体を動かせば同じように胃の中で移動すると思われていて、 それでジャーマンカモミールの成分を胃壁にまんべんなくつけるために、お茶を飲んだ後に床をゴ ロゴロ転がっていたんですって。
だから「ローンリング療法」(笑)
他にも、「風邪引いたかな?」というときにはエキナセア、「花粉症の季節」にはエルダーフラワー など、上手にに選ぶ事が出来ると日々の健康維持に役立つものばかり!
今ではこのように健康のため(美容のためにも)、意味を持ってハーブを選び利用していく事を 「ハーブ療法」「植物療法」と言ったりしますが、そもそもこのような「ハーブ療法」は、先人達 がたくさんのハーブを利用してみて、「効果がある!」と思われたものが研究され、体系化されたもの。
日本でも昔から、「風邪にはショウガくず湯」「咳にはハチミツ大根」など、おばあちゃんの知恵袋のような形で、上手に植物の力を利用してきました。
現在、西洋のハーブも手軽に利用できるようになったという事は、さらに様々な薬草=ハーブを生活に取り入れる事が出来るようになったという事ですね。
楽しく賢くハーブを選んで、美味しくゆったりとした時間をハーブティーと共に過ごす事が健康維 持に役立つなんて、とっても素敵な事だと思いませんか?
(文責 杉原)